見えない付加価値_vol.3

当方が家系図作成に携わってきた中で、このお手伝いを志そうと根っこになっている事があります。

家系図を作る事で、精神力・自己肯定感を高めていただきたい事です。

日本人は外国の方よりも「幸せ」を感じていないとの学術記事があります。

そして、『日本の子どもたちは、身体的には健康だが、精神的な幸福度は低い』このようなデータを、ユニセフ(国連児童基金)が公表しています。

更には、生活水準が高いであろう地域において、主婦の自殺率がワースト1位という統計データを知りました。

先進国であるはずの日本人の幸福度が低いのはなぜなのでしょうか。           

普通に生活を送っている中で、良い事も起こりますし、必ず悪い事も起こります。辛い事も必ず経験します。皆様口をそろえて仰るでしょうが、きっと、それが人生です。

そして、良い事よりも、悪い事の方が、何倍も心身に与える影響力が大きいと言われています。

辛い事が起こると、自分がとても不幸に思えてきて、「自分は何故こんな思いをしなければならないのか」と落ちこむ事もあるでしょう。

しかしながら、その自分が不幸に思えてくる感情の元を辿れば、相対的にみて“自分だけが”と感じる気持ちがあるという事です。

家系図を作る事で、ご自身が生まれる前に多くのご先祖様が存在し、その中の一人がご自身なのだと気付く事ができます。

それからは、もし辛い事があったとしても、自分は多くの人の中で、そんな「役割」を与えられたのだと思うようにします。そうすると、自然と気も休まってきます。

それは目には見えない意識の変化です。自然と、自分に起こる全ての事をありのまま受け入れる事が出来るようになります。すると、これからもありのままの自分でいいのだ!という自己肯定感も生まれてきます。

『生き続ける事はとてつもなく厳しいけれど、だからこそ生き続ける喜びがある。諦めさえしなければ、人生は必ずなんとかなる。何歳になっても人生は捨てたものではありません』

アンパンマン作者:やなせたかしさんの言葉です。

自然と頬に涙がつたった言葉です。

名言を残す天才でもあったのだと知りました。

最後までお読みいただきありがとうございます。