家系図最大の問題点とは??

家系図作成代行サービスにおいて、

大変重きをおいて取り組んでいることがあります。

『個人情報の取扱い』です。

決して大げさではなく

家系図作成の最大の問題点といっても過言ではありません。

平成17(2005)年に施行された個人情報保護法に因り

個人情報保護への意識が高まり、その取り扱いの厳格化さも高まりました。

家系図作成を行う際は、市区町村に保存されている戸籍を辿っていくことになります。

戸籍とは国民の身分情報が載っている台帳の事です。

ここに記載されている本籍・出生事項・結婚・養子縁組といった内容は

機微情報」といわれる高度な個人情報とされています。

ですから、慎重の上にも慎重を重ねて取扱わなければなりません。

幾度となく家系図作成代行のご依頼をいただきましても

その折々で常に緊張感があります。理由は

『個人情報の取扱い』には細心の注意と敬意をもって

向き合っているからです。

そして、このように作成する過程でも然りですが

特に注意しなければならないのがお納めした後です。

端的にお伝えしますと、ご家族以外の第三者に、

安易に家系図を見せるのは宜しくありません。

必ず前もって、ご家族様の了承を得ることを

お勧め致します。

ご自身にとって気にならないほんの些細な事でも

他のご家族様やお身内の方にとっては

知られたくない情報である可能性もあるからです。

例えば、ようやく完成したからと

家系図をお子様が学校に持っていき

お友達に見せる事も、個人情報の漏洩に

十分つながる危険性があります。

家族や親戚であっても個人情報は守るべきものです。

慎重の上にも慎重を重ねて取扱わなければなりません。

安易な取り扱いはご親族間の

起こらなくてもよいような問題を

引き起こすもとになる可能性があります。

それゆえ、家系図お納め後の

保管方法などについても十分配慮される事をお勧めします。

少しぴりっとした内容になってしまいましたが

周囲に対するちょっとした配慮を心がける事は

ご自身が大切にされたい皆様方の

プライバシーが守られることにも繋がります。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。