「よくある質問」に
『↑とありますが、自分や親の戸籍内容はわかるはずなので
祖父母の代からの戸籍請求が最適ではないですか?』
このようなご連絡を頂く事がございます。
ご案内不足で申し訳ありません。
戸籍請求方法については
でご案内しております。こちらに請求する際に必要なものとして
『自分以外の戸籍を請求する場合には、その戸籍に記載されている人と自分の関係を証明できるもの(戸籍謄本など)』
とご案内しております。
こちらについて少し掘り下げてご案内致します。
仮に、ご依頼主様が祖父母様と確信されていても、戸籍で直系である証明が出来なければ祖父母様の戸籍書類発行はかないません。
戸籍調査を行う以前の段階では、ご依頼主様はご自身の祖父母様と確信されていますが、役所担当者の方にはわかりません。
ですので、ご依頼主様が祖父母様の直系である証明が必要となります。
現在の戸籍は夫婦と未婚の子供で構成されています。ゆえに、ご依頼者様からみて祖父母様の戸籍にはご依頼者様の記載はありません。
併せて、祖父母様の御子様(ご依頼主様の親御様)が、祖父母様の戸籍に「除籍」と添えられて記載されているかどうか定かではありません(戸籍法改製や転籍云々などに寄ります)。
このような次第から、まずご依頼主様の戸籍を請求し、親御様、祖父母様と順に戸籍を辿っていく調査となります。
戸籍の請求欄には「請求者からみて証明に記載が必要な人とはどんな関係ですか?」このような項目があります。
その際には、例えばこのような内容を添えて請求しまうす。
例「祖父母様〇男:〇男の〇女(ご依頼主様)」
関係を証明する代々の戸籍を添付することにより、直系関係の証明が出来ます。
しかしながら、ご依頼主様ご自身、及び親御様の戸籍情報、祖父母様の本籍地が明確であれば、祖父母様の本籍地に請求を行う処から戸籍調査可能です。
その際も、祖父=孫 の関係がわかる戸籍(のコピー)の添付が必要です。
同じ自治体にご依頼主ご本人と、親御様の戸籍がある場合は、この限りではありません。
最後までお読みいただきありがとうございます。