見えない付加価値 _vol.5

数十年前に常識だったことが、今では非常識とされることが多々あります。

例えば、スポーツの世界では、少なくとも1980年代には、運動中は水を飲まないことが常識でした。根性論が一般的でした。ところが現在では、適切な水分補給、過重ワークへの警鐘などが常識となっています。

このように、これから未来に起きることは、その逆が大いに起こり得るのです。これまで「非常識」として一般に流布されてきたことの多くが、今、見直されて来る時代が到来しています。

考え方が変化したのは、先人たちが経験を積み、検証を重ねた結果です。

さて、このような情報化社会の進展の中、実は最近、家系図を若いうちに作る方が増えています。

「家系図を作る」と聞くと、人生の先輩方が作られるイメージがありますが、若い方や社会人にとっても家系図を作ることは、とてもメリットがあります。それは「自分の希少性を育む人間力の向上」に直結するからです。

家系図を作るということは、ご自身の人生を少しだけ豊かにさせます。その豊かさは、今起きている変化とは何か、そんな大切な視点を培う糧ともなります。

家系図を作ると、自分が今名乗っている名字以外の名字や、家紋、自分が今まで知らなかった先祖の縁の場所がわかるようになります。

例えば、ご先祖様の縁の場所に関してですと、ご自分の生まれた場所や育った場所と同郷の人とは自然と話しが盛り上がります。恐らく多くの方が経験されているのではないでしょうか。

自分のご先祖様の縁の場所に範囲を広げてみると、多くの方と共通点を持つことができるようになるのです。社会人になって、郷里を離れた先で仕事をしていると、同郷の人に会うと安心するものです。

家系図を作り、自分の人間力を高めるということは、多くの方と共通点を持つことができて、時代の常識が変化してきている中で、自分の魅力を高めることができるのです。

このように家系図作りは、これから社会で活躍する若者が自分探しや自分の人間力を高める一つの方法と言えます。

そして、家系図をお作りになられたご依頼主様の多くが、『家系図作りは本当に楽しい』と実感されています。

これから先の未来は、そんな楽しさの積み上げが、更に人生の豊かさ向上に繋がっていくことがあります。

最後までお読みいただきありがとうございます。